リノベーション賃貸とリフォームとの違いとは

リノベーション賃貸とリフォームとの違いとは 建物や部屋を改修したとしても、その工事の目的によってはリノベーションとリフォームと分けられ、意味が少し違います。
似たような意味ではありますが、リノベーションはもとの状態からさらに良くなるようにする工事・リフォームは老朽化して使い勝手が悪くなった状態から新築の状態に戻すための工事と分けられています。
現在の状態でも問題はなくても、耐震性・耐久性を高めたり、家族が使い勝手がいいように壁を取り払ったりして、部屋の価値を高める工事をさします。
リフォームはリノベーションとは違い、風雨で剥がれた外壁の色を塗り替えたり、汚れた壁紙を張り替えたりと新築時の価値が大きく損なわれたときに行います。
リフォームはもともとあるものを新築同様にするものですが、リノベーション賃貸は使い勝手がいいように改築したものであり、自分で改修してもいい賃貸物件なら、自分の好みのインテリアや背丈に合ったキッチンなどの水回り、間取りなどを作れるのでおすすめです。

リノベーションをした賃貸物件

リノベーションをした賃貸物件は、設備が最新式になっており、デザイン性・機能性に優れているということがあげられます。
リフォーム物件というものがありますが、リフォームよりももっと大規模な工事のことをリノベーションと呼ぶので、全体的に設備が新しくなっています。
リフォームの場合には、お風呂だけを工事したといったように、ピンポイントでの工事もリフォームと呼ぶので、必ずしも全体が新しくなっているとは限りません。
リノベーション賃貸は、設備や機能だけなら新築と同等となっていることも多いです。築年数は20年を超えていることも珍しくありませんが、設備や機能だけなら、築年数5年~10年程度の物件よりも優れていたりします。
気になる家賃についても、通常よりも5千円~1万円程度高くなっている程度であることが多く、新築よりはかなり安くなっています。
しかし、築年数が20年を超えている場合には、見た目だけでなく、耐震性や管理についてもよくチェックしておくことが重要になります。